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walking proud~呪術廻戦~R18~

第49章 roaring


ー五条sideー


「そういえば君は浮気をしていたそうじゃないか」

「っ…だからそれは誤解で…。ちゃんと説明したいんですよ。なので返してください。」

「そう言われてもね…。いかんせん彼女は私といることをとても気に入っているようでね。今日も笑顔が絶えなかったよ。本当に可愛くて滾ってくるね。ちなみに今日はアクアリウムに行ったんだけど……ペラペラ」


「はぁ…もういいです。
やっぱり今から行って自分で直接撤回してくる」

「おっと、通さないよ。」

「なんだって…っ」


冥冥の三日月型に弧を描く目と、ニヤリと口角を上げた口元を見つめながら五条は目隠しをとった。
鋭い蒼眼と細まる黒目がぶつかり合う。


「……なるほど、冥さん。
手加減はしませんから。」

「いいだろう。ではこちらも全身全霊で応えてあげよう…」


冥冥の周りに、彼女の術式のカラスが集まり始めた。
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