第49章 roaring
ー五条sideー
「あぁ…学長。僕は……」
「お!レイが来てるな!
どうした、我々も向こうへ行こうではないか」
「いいっす…学長は行ってらっしゃい…」
「???」
「・・・」
「…なにをそんなに落ち込んでいる?らしくないな」
「……別に?」
「まさかあいつと痴話喧嘩でも?」
「…違う。もうそう言うレベルじゃない…」
「は?」
「それより学長…なんか、すごいヤバい任務ない?」
「……何を言ってるんだ?唐突に。」
「いや…なんか僕今、
暴れないといらんない…みたい…」
「あ?なんだって?」
「はー。ハァハァ、なんか苦し…」
「ん?なに?声が小さくて聞こえん」