• テキストサイズ

walking proud~呪術廻戦~R18~

第49章 roaring



「うおお!レイさんいつの間に髪切ったの〜?」
「かわいい〜似合ってますよ〜」


虎杖と釘崎に褒められ、僅かに顔が赤くなる。


「さっき美容院行ってきたばっかなんだ。ちょっとだけ内側も染めてみたんだけどどうかなー?」


「うんっいいいい!あれ?てことは、五条先生にはまだ見せてないってこと〜?」


「っ!…あ、うん。」


「俺、呼んでこよっか?」


「いいいい!大丈夫だよ!
それよりはいっ!差し入れ。みんなで食べて」


「おっ!やったあ!レイさんやっぱセンスいい〜♪」
「あっ、私レイさんにこれ返さなきゃだったんだ。ありがとうございました」


釘崎が律儀に渡してきたハンカチを受け取りながら、なんとか笑顔を作る。


悟に会ったらどうしよう、
という不安の気持ちはさっきからずっとある。

会ったら何をどうすればいいか分からない。


神妙な面持ちで冥冥を見ると、彼女は口角を上げている。


「どうせどこかから見ているだろうね、彼は。」

「えっ…」

キョロキョロとするが、気配を隠すのが上手いのでわかるわけが無い。
/ 1492ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp