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walking proud~呪術廻戦~R18~

第48章 hesitation


五条は仕方なくジュンに電話をし、会話の内容を聞いてもうため息しか出なかった。

「あー…もおっ…僕消えたくなってきたー」

「それより五条、おいらも向こうへ行っていいか?」

「えっ?!」

レイにもクマにも出ていかれたら、まるで妻と子に愛想つかされ捨てられた夫のような立場みたいだ。
そんな虚しさを噛み締めたくはない。

「ちょちょっとそれは勘弁だよクマポン!僕を一人にしないでよ〜!一緒に作戦考えて?ね?」

「あんなぁ、もうここまでおいら付き合ってやったんだぞ。話聞いてたろ?」

「そりゃ……
とても素晴らしいアドバイスは頂きましたけどぉ」

「あとは頑張れ」

「おおおいちょっと待ってえぇぇぇええ!」

五条は縋るようにクマを抱きとめた。
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