第47章 determination ■
「や、やっぱりレイは…赤が似合うね…」
「そお…かな…」
そういえばこれは…
私をプレゼント的な意味があるって店員さんが言ってたっけ…
"テーマは、チャーミングなハートホールに酔いしれる、
いたずらに飾るリボンは愛の贈り物。なんですよぉ"
と言う店員を思い出して、少し笑った。
五条は震える手をおずおずと伸ばし、ストッキングに触れる。
ツーっとそのままガーターに触れ、腰から上へと徐々に指を滑らせていく。
ひくっとレイの体が跳ねた。
その瞬間、すごい勢いでバッと押し倒した。
その姿をカッと目を見開いて目に焼きつけるように見下ろす。
「ンン〜…さいっ…こう……」
「ぁっ…悟ちょっとっ…」
「ごめ…でもっ…ちょー可愛くてちょーエロくって…
興奮しちゃって…おかしくなりそ…」
両手で全身を撫で回しながら、開いた谷間にキスを落とす。
「んっ…なんか、くすぐったい、よ…フフ」
「…あーレイ…僕を殺す気かよ…」
ちゅ、ちゅ、と音を立てながら全身にキスを落としていく。