第47章 determination ■

ベッドからずり落ちて床に転がり喚き散らしている五条に目を見開いて驚愕する。

｢っ！…な、なにをやってるの？
なんか騒がしいと思ったら……だ、大丈夫？｣

｢ふぅうっ…大丈夫じゃないぃ〜…早くっレイ様…｣

｢…様？｣

レイは羞恥で顔を赤らめながら、五条の目の前へ行く。

｢ね、待って。ほんとにコレ…｣

｢だから笑わないってぇ。あーどしよ、すんげえドキドキするっ…もーさっきから僕死にそうだよっ…｣

そしてついにバスローブの中が顕になった。

｢っっっ…！！｣

これでもかと言うほど見開かれた碧目がギラギラと光っている。

｢……ねぇ、さとっ｣

｢レイっ…こ、れは…｣

バストの谷間が覗く、ハート型に穴が空いているブラ。
ドット柄チュールのフリルがそこかしこに付いていて前にも後ろにも大きなリボンがついている。
ほとんどリボンで隠れたTバックという感じだ。

しかも極めつけは、ガーターとレースストッキング、
そして首元のレースチョーカー。


｢かっ…かわいっ…エロいっ…し、死ぬっ…｣

ガタガタ震えて妙な反応をしている五条から目を背ける。
普通に恥ずかしい…