第47章 determination ■
「ああっ!待ってよレイっ!
僕を生殺しにする気?!
もう無理っ!苦しいっ!苦しいよぉ〜〜っ!」
ベッドの上に倒れて腕を伸ばしてくる五条を無視してレイはバタンとドアを閉めた。
1人取り残されてシンとなったベッドの上で五条は何度も深呼吸をする。
心臓がうるさいくらいにばくばくいっている。
もう下半身が痛い…
エロ本を覗き見したガキみたいになっている自分に嫌気がさすくらい興奮してる…
「うぅっ…うっ… レイ〜っ!
レイちゃん〜っ!助けてぇーーーっ!!
たすけっ!うぅっ…泣きそ…っ
レイ様ぁ〜早く来てぇ〜っ!!
お姫様〜っ!!レイ姫ぇぇえっ!!うぅっ!
ぐるじっ…うぇ…たすげで……姫様ぁ…女王様ぁっ!」
言ってからハッとなる。
あれ…僕何言ってんだろ…
これじゃSMクラブの女王様に放置プレイされて虐められて喜んでるM男みたいじゃないか…
レイが…女王様…??
「やば……悪く…ない……」
どしよ…僕、新たな扉開いちゃった…?
でもレイはこんな僕ぜっったい引くよね?
ヤバイ、どーしよ…
引かれたくない…
けどっ……
「ううっ…だずげで… レイ様っ…
あ゛ーーーもう早くぎでぇーーレイー!!」
ガチャ