第47章 determination ■
そして下着売場へと入る。
「やっぱ、PEACH JOHNだよねえ…かわいいなぁ」
控えめで愛らしいふわふわした雰囲気のパステルばかりでテンションが上がる。
あれこれ手に取って選んでいると、女の子たちの声が聞こえてきた。
「やっぱダメだね〜下着といえばRavijourでしょ」
「だよねぇ。セクシーさが足りない」
「色気第一だよねっ!うちの彼氏もRavijourが1番喜んでくれるんだよ〜」
「うちもそう!超〜おっぱい盛れるし!」
「ちょっとお高いけど、エロさヤバイよねぇ〜」
「・・・」
おっぱい盛れる?セクシー?エロい?
気がつくとレイはその店へ導かれるように足を運んでいた。
そしてその雰囲気に目を見張る。
「うっわ……」
先程とは180度違う雰囲気を醸し出している。
まさに店内のカラーはパステルではなく原色で、既に凄まじい色気をムンムン醸し出している。
店員さんたちも、さっきの店とは打って変わって、なんというか…色気がヤバい。