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walking proud~呪術廻戦~R18~

第47章 determination ■




「で?」




「僕を殺せたら、君の勝ち。」




伏黒の眉間にみるみるシワが寄り出す。




「……本気ですか。」


「もっちろん。君は僕を殺さないと、レイを手に入れることは永遠とできない。レイを手に入れたいなら、僕を殺すしかない。
……意味、分かるよね?」


黙ったまま微動だにしない伏黒に、五条は訝しげに言った。


「どうした?早くかかってきなって。どこからでも。」


「・・・ホントに殺しますよ?いいんですね?」


「うん、いいよ…
今度こそ"本気"でこい、恵。」



五条が目隠しを取った。
ギラギラと輝く碧い眼と、鋭く揺れる漆黒の瞳が交わった。




"恵、本気の出し方、知らないでしょ"

"はぁ?俺が本気でやってないって言うんですか"

"やってないんじゃなくて、できてないんだよ"



伏黒の中で以前の言葉がリフレインした。
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