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walking proud~呪術廻戦~R18~

第47章 determination ■



は?

まさかこの人…



「あれを使えってことですか?」




江戸時代の慶長のころ、
十種影法術使いの禪院家当主と、六眼無下限呪術持ちの五条家当主が御前試合で死闘を繰り広げた結果、両名ともに死亡していた話を思い出す。

"六眼無下限呪術使い"すら倒せる"魔虚羅の調伏の儀"

自分も死ぬが、相手も確実に殺せる…奥の手。




「違うよ恵。僕言ったよね?
"死んで勝つ"と"死んでも勝つ"は全然違うよ、って。」



だから…



「本気の出し方、そろそろわかってほしいなぁって、
思ってね…。」



険しい顔で黙ったままの伏黒と、
うっすら笑っている五条の間に異様な空気が流れる。





「本気で殺しにおいで。恵。
だって…」


五条の碧眼が細まっていき、真剣な顔つきになった。



「本気でレイのこと、好きなんでしょ?
その気持ちは、僕が一番よくわかってる…
だからこれはそれについての"覚悟"の勝負、だよ。」



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