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walking proud~呪術廻戦~R18~

第47章 determination ■



「はー…わかったよ。」

そう言って触れるだけのキスをした。


「・・・悟…」


「ふ……」


まだ不安そうな表情を崩さないレイの唇をもう一度奪ったあと、静かに言う。


「大丈夫…なぁ〜んもしない。だから安心して。
だって "今" なかったことにしたじゃん?」


そう… "今" だけね…



「レイ 今日は任務とかなんもないでしょ?たまには丸1日好きなことして過ごしなよ。新しいお洋服買っておいで。」

ようやくレイは安心した表情になって微笑んだ。

「うん。」

「じゃーはい、ここにカード置いてくね」

「えっまたそのカード?いっいいよ!いつもの引き出しに入ってる財布で充分足りるよ」

「ははっ、どんだけ安物買おうとしてんの。
とにかくこれで思う存分買い物して。」

「うー…ん…わかった…」

ブラックカードを手にとり、戸惑いつつもジッと見つめている彼女に小さく笑う。


「ふっ。かわいいなもう…」


頭をポンポンと撫で、


「…愛してる」


それだけ耳元で囁いてからポンッと消えた。


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