第47章 determination ■
上も下も激しく犯され続け、
レイはもう限界だった。
だめ…イッちゃだめ…
この状況で私が気持ちくなってイッちゃうなんて…
悟に対して失礼だ。
そう思ってグッと堪えていたが、
何度も子宮に楔を打ち込まれ、
ついに果ててしまった。
「〜〜っ!んっ、ぐっ!…んんっ」
しかし五条は口を解放してくれない。
ビクビクと脈打つ自身を感じながら、
力が入らなくなっていた。
ひたすら五条の熱を受止め、堪えるしかなくなった。
「っは、……く… レイ…」
初めて五条が言葉を発した。
唇が触れ合ったまま…震える声…
「ごめっ…んな……」
それは酷く小さく苦しげで…
泣いているようにも聞こえて…
レイの胸がチリ…と締め付けられた。
どうして……
なんで悟が謝るの…っ…
この行為に罪悪感を感じてるの?
私を傷付けてると思ってるの?
全部逆なのに…っ…
悟に悪いとこなんて1つもないのに…っ
なん…でよ…っ
レイは顔を歪めて
息を荒らげながらなんとか声を発した。
「さ、とるっ…ーん、なか、にっ、
中にっ…出し、てっ……」
全部全部受け止めるから!
私が悟のやるせない気持ち、表しきれない気持ち、
全部を私が受け止めるからっ…!
「っあ…っ、くっ……は…」
バチっと腰を思い切り打ち付けられ、
五条の動きが止まった。
首に顔を埋めた五条の荒い吐息が耳にかかり、ぞくぞくと鳥肌が立った。
中に……出したんだ。
ズルっとゆっくりと引き抜かれ、
レイの背から五条が離れていった。