第47章 determination ■
乳房を荒々しく揉みしだいていた手は、レイのズボンの中に滑り込んでいった。
ショーツの中に手を這わされ、ソコに触れた瞬間、ビクッとレイの体が跳ねる。
クチュ…と中に指が入るのがわかり、
レイの叫びに似た声が五条の口内に消えていった。
それでも口を解放することは許されず
ひたすら五条の舌に蹂躙されていく。
濡れそぼっていくソコを荒っぽく掻き回され、
レイはさすがに呼吸が苦しくなっていた。
これ以上は耐えられないとばかりに懸命に首を振ると、ようやく唇が離れていった。
たらりと糸が引き、それを五条の舌が絡めとった。
目隠しで目は見えないが、どんな目をしているのか、レイには分かってしまい、虚ろな目のまま肩で呼吸を繰り返し、ジッと見つめた。
「ゆる…して……悟……」
「…ん?別に…怒ってないよ」
…いや…怒ってる。
声も、表情も、体も、
何もかもから怒りが伝わってくる…。
きっと、何に対して怒ってるか自分でも分からないから、悟は何も言えないんだ。
意味のわからないこの複雑な感情を、
どうしていいかわかんないんだ…
でもそれは……
正直私も同じで……
「んあっ!!…うぐっ…!」
ギシッ
突然うつ伏せにテーブルに押し付けられたかと思えばショーツごとズボンをずらされた。