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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain


事態が終息し、何事も無かったかのような静寂に包まれた。

虎杖は何を話していいのかわからず、というかそもそもこの空気に耐えられず、なんとか一言だけ言葉を振り絞った。

「あの〜…俺もう行くね?
おつ…かれさま…っす……」

「…あぁ、お疲れ様、悠仁。
よしクマ野郎は僕と帰るよ」

「その前にタルト屋寄ってけや!」

「はぁ……はいはい。」


なんとも言えない苛立ちと焦燥感を感じながら、五条はクマと共に帰宅する。

脱力したようにソファーに横になり、とりあえずウーウー唸っている五条をよそに、クマはさっそくタルトを貪り食っている。


「んんん〜っ!うっめえこれぇ!!
おいお前も食えよ!こないだの△△店のよりうっまいぞ!」


「……僕が今のこの状況で食欲あると思ってんの?1口すら飲み込める自信ない」


スイーツには目がない五条からは信じられないような発言だ。
しかしクマは喋り続けている。
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