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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain


あまりに可愛らしいテディベアにぎゅうぎゅう囲まれている2人は徐々に癒され始めてしまい、そのぽわぽわした空気に飲み込まれていってしまった。

この術はそのまま現実逃避へと導き我を忘れさせ、気付かぬうちに圧迫死するというものらしい。


「はぁ…癒されるう…
何もかもどーでも良くなってきたぁ…」

「んー僕も〜…何もかも…どーでも…
??????…どーでも??何も…かも??」

しかし五条はその強力な術から正気を取り戻した。

「……!!!!…ダメダメこんなことしてる場合じゃない!なにやってんだ僕はっ!!くっくま!マジで殺す気?!ほんっと勘弁して!」

「ならいちごタルトの約束を守れ。そしておいらに謝れ。」

「はいはいすみませんでした!
約束も守るから早くこの子たちを退けろったら!」


シュッと一瞬でぬいぐるみたちは消え、元の空間へと戻った。

息が止まっていた虎杖は一気に正気を取り戻して懸命に酸素を取り入れる。


「っはーーっう、はぁ、はぁ、
なんでっ…はー…俺まで巻き込まれてんだっ…」


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