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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain


「なぁに悠仁?早く報告して?」

「…えぇ…っと…」

「担任教師に対して、任務にあたっての問題報告をするのは規則だよ?」

「早くしろよ、赤毛。」

「うっ……えぇっと…なんっで、俺」


口を開けたり閉じたりブツブツ何かを呟いたり、とにかく困惑している虎杖に、五条はゆっくりと近づくと、かがんで目と鼻の先で低い声を出した。


「悠仁ぃ……退学になりたい?」


キーンと張り詰めた空気の音が聞こえた気がした。
そのまま時が止まったように数秒沈黙して固まる。


「うっわぁあ〜!!もおっ!!わかったよっ!
言えばいーんでしょ言えばっ!!」

虎杖はわしゃわしゃと髪を掻きむしってから、ゴクリと生唾を飲み込み、意を決したように口を開いた。





「……ふ、伏黒と…… レイさん…が…
そのっ……き、き、きききき、き…」



「は?」





「キス!!を!!してました!!よ!!」
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