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walking proud~呪術廻戦~R18~

第45章 complexion ■


「…は…ぁ…悟?大丈夫?」

「…う…うん……ふぅー…」

呼吸を整えながら繋がったまま触れるだけのキスをし、額をくっつけて見つめ合う。

どちらも真剣な顔でそのまま数秒間沈黙していた。

「… レイ。ごめんね。」

「私こそ…ごめん…」

お互い改めてちゃんとした謝罪をする。


五条の手が、輪郭をなぞるように頬を滑る。


「怒鳴ったりしたのも…ホント、ごめ…ん…
許してくれる?」


「そんなっの…私が悪いから…ごめんね」


お互いのそれを受け入れたように同時に笑みを零した。



「僕さ…自分で思ってた以上に、レイのこと…愛しすぎてるみたい…」


横に寝転がって呟くように言うその言葉は、レイの心を暖かくした。

「好きすぎると…僕はこんなに馬鹿になっちゃうみたいなんだ。自分で自分に呆れてもいるし、驚いてもいる。…でももう遅い。ここまで好きになっちゃってると…」
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