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walking proud~呪術廻戦~R18~

第45章 complexion ■


ガッチャーン!!


「っ?!」


レイはパッと目を開ける。


なに?なんか今すごい音が聞こえたような?


ていうか…あれ?!
私眠っちゃってた?!


今何時だろ?




時計を確認すると、0時を回っていた。
どうやら1時間近く眠ってしまっていたようだ。




仰向けになって真っ白い天井をボーッと眺めていると、徐々に冷静さを取り戻していく。



「あー…そうだ…私…」



悟と今喧嘩中なんだった。


まだリビングにいるのかな?
それとももう寝ちゃったかな?



久しぶりに別々に寝るなー…



広いベッドに大の字になるなんてものすごく久しぶりのことで、この開放的な感じがなぜだか居心地が悪く、リラックスできない。

…こんなことってあるだろうか。



いつもは悟の腕に抱かれて、暖かい体温を感じながら安心感に包まれて。
お喋りしながら多分いつの間にか自分が先に眠ってしまっている。

眠る直前までずーっと悟は頭を撫でたり背中を摩ってくれてて…

大好き、愛してる、って何度も何度も囁いてくれる。

その言葉は今まで誰からも言われたことがなくて、悟が初めてだった。


すごく…嬉しくて…幸せで…


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