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walking proud~呪術廻戦~R18~

第45章 complexion ■



「……あぁ〜てかこれも要らないよなぁ…考えてみたらこれも必要ないし…これは…うーん……はっ!!」

ガッチャン!!

皿を落として盛大に割れ、クマの両耳がビクリと反応する。

ガララッ!!!
パギンっ!!
バリンっ!!
ガタッ!!


「うっあ〜あ…」

「うるっせぇな!なにやってんだよ!」

「…いっ……」

破片を集めた指から血が落ちる。

いったぁ……

ツー…ポタポタ…

破片の上に落ちる血をボーッと見つめながら、それが今の自分の心の痛みまでも表しているように映り、目を細める。
手の痛みと共に心臓までも鷲掴みにされたように痛くなった。



"傑はそんなこと言わなかった"


なんで1番聞きたくないやつの名前出すんだよ…


"傑はいつも私の事分かってくれてたし…もっともっと優しかった…私のこと貶すようなこと、1つも言ったことない"


なんで1番比べてほしくない奴と比べるんだ…



"あいつとは違うとかいう前にっ、少しは見習いなよ"



なんでそんなこと言う。
僕をなんだと思ってんだよ。



「……くそ…」





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