第45章 complexion ■
しばらくしてまたインターホンが鳴ったかと思えば、来たのは虎杖悠仁だった。
「誕生日おめでとう〜ナナミン〜!」
「なんで悠仁がっ…」
「なぜあなたが…」
「あれ、聞いてなかった?料理食べきれないからってレイさんがLINEしてくれたんだよね!五条先生のうち知らされてんのって俺だけだし〜!」
「あ!虎杖くん!ようこそ!さあ座って!」
「うぃ〜す!…てか!わぁあ〜まだまだぜんっぜん料理残ってんじゃん!しかもすっげえうまそ〜!!いっただきま〜すっ!」
「どーぞどーぞ♡お酒もあるよ?」
「え〜俺いちお未成年っすよレイさん!きゃはは」
「あっそーだったそーだった!ごっめぇん!」
バシン!
「ったぁあ…あはははは!
んん〜これめっちゃうま〜やっぱレイさんすっげぇ料理上手じゃん!」
「でっしょぉお〜♡これも美味しいよ!!
はい食べて食べて〜!」
謎のメンバーでのホームパーティーとなったが、酔っ払いのレイと元々明るい虎杖によってワイワイガヤガヤのただの飲み会のようになっていた。