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walking proud~呪術廻戦~R18~

第45章 complexion ■


「…まだわかってないとか…。はぁ……
そういうスイーツパンパンに詰める件もそうだし、ダメ出しの仕方とか、失礼なこととか、デリカシーの欠片もないとこが、めちゃくちゃ多すぎるわけ。」

そのアバウトな言い方は五条には伝わらず、案の定ポカンとした顔をする。

「はぁ、もう…疲れてきちゃう。」

「んー…わかったわかった。ごめん。
こっち向いて?」


よくわからなくても、レイの機嫌を治したくて一先ず謝る。
しかしレイは無言のままこちらを向いてはくれない。

五条はその様子に、ふつふつと別の感情が湧きはじめた。


「ねぇ、レイ?
じゃあこの際僕にも言わせてもらうけどさー、今日の昼間のアレはなんなわけ?」

「……は?」

ようやくレイがこちらを向く。
互いの真顔を突き合わせたまま新たな会話が始まった。

「ホントにわかんないの?相変わらず隙ありありなんだから…」

「え、なに?なんのこと?」
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