第45章 complexion ■
「はー…傑はこういうことなかったのかな…」
「ねえな。」
「………やっぱり…?」
「おう。それがあいつらのおもしれぇところだった。
傑が優しすぎたからとかじゃねえぞ。あいつらの関係は実に奇妙だったからだ。今となってはまぁそれが…良かったんだか良くなかったんだか…」
「……やっぱ僕って…まだまだあいつに負けて…」
「馬鹿言えクソ目隠し。男女の仲っつーのはそれぞれだ。比べるもんじゃねえよ。それに多少諍いのある男女の方が健康的な仲だ。」
「おまっ…たまに良いこと言うよね…辛辣だけど…」
「たまにじゃねぇだろ。常にだろ。」
「ハイ…デスネ…」
「カタコトになってんじゃねぇよ、シバくぞ。」
ここ1ヶ月であったことは…
まぁこんな感じだ▷▶︎▷▶︎