第44章 Dearest ■ 【番外編】
ーレイsideー
腰をグッと引かれ、逞しい筋肉に包まれたかと思えば、そそり勃っているそれが脚の間に滑り込んできたのがわかる。
ヌメヌメとした割れ目に塗りたくるようにそれを滑らせられ、卑猥な音とともに伝わる刺激に快感の渦を滾らせられる。
「や…ぁん…悟っ…」
「は…すごいヌルヌルだねぇ… レイエロすぎ」
挿れることをせず、ひたすら焦らすように表面を行ったり来たりするそれが早く欲しいとばかりについ腰が動いてしまった。
「ふふ…もう欲しくなっちゃった?」
割れ目に滑らせていた指を、口の中に入れられた。
口内を掻き回されながら、鏡の中で彼の不敵な笑みと目が合った。
「んっ…あぐっ…」
子宮が疼いて熱を持っているのがわかる。
早く欲しい…
じゃないとおかしくなりそうだ
鏡についている両手も震えだし、焦らされ続けるソコも徐々に鋭敏になっていく。
早く挿れて奥まで激しく突いてほしい…
だってずっと我慢してきたんだから…
「言えるよね?」
グイッと指が喉の方に入ってきて涙目になりながら嘔吐来そうになってしまった。