第44章 Dearest ■ 【番外編】
「あ、そういえば虎杖くんて、ジェニファーローレンスみたいな人が好きなんだったっけ」
「っえ!なんで知ってんの?!」
「こないだ京都校行って東堂君に会った時に言ってたよ?」
「あー…いや…まあ…それはなんつーか、
強いていえばって感じでぇ…別にタイプとかはそんなないんだけど」
「ふぅん。そうなんだ。」
「やっぱ中身が大事っしょ?」
「だよね!虎杖くんさすが!わかってる〜!」
どうでもいい話で盛り上がっていると、
五条が入ってきた。
「…悠仁〜、怪我したって聞いたけど平気〜?
てかここ!イチャつく場所じゃありませ〜ん!」
「悟っ!びっくりしたぁ、てかイチャついてなんて」
「あ〜俺はこんくらいへっちゃら!
ちょっとレイさんの治療が大袈裟で!」
「いやいや大袈裟じゃないよ!
しっかりやっとかなきゃ雑菌入って悪化しかねない!
っあ!ダメダメあまり触らないで!」
「ふははは〜大丈夫だよ〜
じゃっ、ありがと〜」
「もう行くの?あまり無理しないでね?」
「へーきへーきー!」
虎杖は元気よく走り去って行ってしまった。