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walking proud~呪術廻戦~R18~

第43章 MY ALL






次に目を開いた時には自宅のベッドの上だった。



「あ…れ……んん…」


「… レイっ。起きたぁ?」


横を見ると、五条が顔を歪めてこちらを見つめていた。


「…大丈夫?どこか変な感じとかない?」

「あれ…私…」


状況把握出来ていないレイに、五条が説明をした。


任務中に気を失って倒れていたレイを七海が硝子の所へ届けた。
硝子が見たところ、外傷も不審な点もないということで、急いで駆けつけてきた五条がここへ連れ帰った…と。



「はぁ…僕死ぬほど焦ったよ…
マジで心臓止まるかと思った…」

「ごめん…私また幻覚と幻聴にやられてたみたい…」

「ん… レイはもう、あの森へは行かない方がいいね」

「うん…そうかも…」


やっぱり私はあの手の呪霊には弱い。
すごく情けないけど、もう行きたくない…

あんなにハッキリとしたものまで見て、
会話までしてしまうなんて…




「それで…どんな幻覚にやられてたの?」


「え……」


その言葉には押し黙ってしまった。

言えるわけない…
ましてや悟になんて……
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