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walking proud~呪術廻戦~R18~

第42章 confession



そこに立っていたのは…




紛れもなく、





かつて心の底から愛した人物。






夏油傑だった。




数メートルも先にいる彼。

でも分かる。




間違いなく傑なのだと。






髪はハーフアップ。
ゆるっとした黒い私服姿。

ポケットに手を入れ、
あの時の優しい笑みでただ突っ立っている。






「すっ……」




言葉が紡げないくらいに唇が震えている。

鼓動はうるさいくらいにバクバク波打っている。





しかし…



スーツケースを引きずった何人かの人間が
自分たちの間を横切ったあと、







彼は跡形もなく消えていた。
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