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walking proud~呪術廻戦~R18~

第6章 Teddybear


「てめぇが五条悟か。なるほどな。確かに妙な呪力を感じる」

「っおい…嘘だろ…こいつマジかー」

五条は喋って動くクマという呪骸人形を見てやはり驚愕している。
というか、どちらかというと口の悪さに驚いているようだ。


「こらクマ、もう少し丁寧な言葉を喋らないとダメだよ。」

レイはクマを抱き抱えてそう諭すも、クマは完全に無視している。

「そっちは家入硝子な。思ってたより可愛いじゃねぇか。ホクロがチャーミングで。」

硝子の目尻にあるホクロのことを言っているようだ。
なんとも偉そうなクマに、硝子は苦笑いした。

「何この子。随分女慣れしてそーじゃん…」

「そ、そんなはずはないんだけどね…」

レイも夏油も冷や汗を流す。


「おいクマ!お前さっきから何様なんだよ!
少しはパパとママを見習ったらどーだ?」

「んだと五条悟!てめぇも大概口悪ぃそうじゃねぇか!」

「お前よりかマシだわ!可愛いのは顔だけだな!こーゆーのを宝の持ち腐れっつーんだ!わかるかな?」

「なんだそれ!てめぇ調子に乗んなよグラサン野郎!」

「お勉強して出直しな!このプーさん野郎!」

かなり低レベルな喧嘩をしている1人と1匹?に、早くも今後の行く末が思いやられる。


するとそこへ夜蛾が現れた。

「素晴らしいな、神無月。まさかこんな短期間で…
俺を超えたな…さすがだよ。」

やはり最初に感じていた通り…
レイは自分よりも呪骸呪術の才能がある。

そう夜蛾は確信した。

しかし…
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