第59章 Friends Day
「それだけだと、そう聞こえるよね。俺がしたい時、七桜はだいたい受け止めてくれるでしょ?凄い嬉しいよ。それと同じようにさ、七桜からしたいって言ってくれたら俺も嬉しいなって。俺も全力で受け止めるよって言いたくて」
「そんなの、どう言えばいいのさ・・・」
「言えないなら、行動で示すとか?前みたいにキスしてって言ってもいいし、俺に伝わればたぶん気付いてあげられると思うんだ」
「それならできるかも・・・」
少し顔を赤くしながら言う。
「なんでそんなに可愛いの?もう1回しちゃうよ?」
抱きついてそう言うと、七桜がいいよって言うから、「本当にしちゃうよ?」ってもう1回聞いて確認すると、頬を赤く染めながら頷く。
俺は感情が高ぶって気持ちのまま七桜を求めた。
1回では済まなくて、その後もう2回...久しぶりに何回もしてしまった...
七桜はさすがに疲れて寝てしまい、休みだし俺も少し寝ようと抱きついてそのまま寝た。
目が覚めたとき、外が赤く染まってたから夕方かぁと思ってると、俺のお腹がなった。
隣で小さく笑ってる声が聞こえてくる。
「起きてたの?」
「さっき起きた。さすがにお腹すくよね。何か食べよ?今から作るから」
「俺もやる!」
服を着て、キッチンに向かう。買い物してないから材料があまりない。
常備してるパスタとソースがあるから、俺の好きな鶏肉が入ったトマトソースのパスタを作ることになった。
七桜が鶏肉とソースの調理してる間、俺は野菜とキノコ類を切って用意して、パスタも茹でる。
少しして、パスタができあがって七桜がスープとサラダも作ってくれた。
「美味しい!やっぱり俺これ好き!」
そう言って、話ながら食べて、ゆっくり過ごす。
一緒にテレビ見て、お風呂入って、ちゃんと寝られるようにリラックスできるハーブティーを飲みゆっくり過ごす。
「また、明日から頑張ろうね!」
「うん。頑張ろう!」
そう言って、笑い合う。
ゆったりと流れる時間もいいもんだなって思いながらお茶を飲む。
それから布団に入って、話をしてると七桜がいつの間にか寝ちゃってて、それを微笑みながら見て俺も寝ようと思い抱きしめてくっついて眠った。
いい夢みれますように...って思いながら。