• テキストサイズ

未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第59章 Friends Day



七桜が書いた絵に少しイラストレーターが付け足しをしてTシャツが完成した。
色は俺たちのカラーの3色でプリントされていて、絵の色もそれぞれ違うところがあったりする。本番もそのTシャツを着て行う。

遥人さんが企画したコーナーの打ち合わせは、世界と音楽で繋がるがテーマだから事前に世界中にアンケートを取って、その曲をランキング形式に発表し俺たちやゲストの人が披露していく。
コーナーは七桜が担当する。

俺は全体的な仕切りの司会でユキは俺の手伝いと別なコーナーでゲストと一緒にアートを作る。

「世界中が選ぶ日本の好きな曲ね・・・何位からするの?」

そのコーナーは100位から発表していき、10位からは会場で披露しながら発表していくらしい。一気にではなく、何回かに区切ってコーナー進行していく。Re:valeは3位から楽器を弾いて披露する。

「ゼロは海外でも人気あるんだね。僕たちもカバーしたからちょうど弾けるね」

「3位からなら聞き慣れてるし、そんな練習しなくても大丈夫だね。俺らの曲も入っててよかった」

「日本のトップアイドルだらかそりゃ入るだろ!セットチェンジでRe:valeの楽器入れるようにするから」

「七桜はドラムもピアノも持ち込みだからね。ギターとベースもだけど」

「その2つは持ち運びできるからね」

「当日は現場もバタバタすると思うけど、連携とってうまくやりましょう。何かあったらインカム入れてください」

「七桜さん、3位からなんですけどRe:valeのライブみたいにTシャツアレンジして着てもらえませんか?」

「いいの?」

「上がそうしてくれって。Tシャツも売れるだろうからと」

「ライブでも人気だもんね。マネしてる子いっぱいいるし」

「よかったですね。前から話してましたもんね」

「うん!どうしようかなぁー」

「あはは、さっきよりめっちゃ楽しそうだよ?」

「おい!コーナーも楽しそうにしてくれよ!」

「ちゃんとやるよ!何言ってんの?これは、趣味みたいなもんなの」

「遥人さん、今は話しかけるなら優しく声掛けた方がいいよ」

「七桜にキレられてもいいなら止めはしないけど?」

「キレ、るのか?」

「普通に話しかければ大丈夫だよ」

「強気な態度は怒らせるだけだから無理ならやめた方が良いよ」


/ 571ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp