第54章 パーティー
声は後日撮ることになっている。
バーベキューの準備もできてて、さっそく撮影を始める。
2人が準備をして、遊んでる中呼ばれて向かう。
乾杯して、美味しく食べる。
千に野菜も食べなよってよそってくれる。
1パターンはすんなり終わり、夜まで時間があるから、お昼食べてないからそのままバーベキューを食べる。
「海、気持ちいいね」
「そうだね」
「今度は入りに来たいよね!」
「僕はいいかな。見てるだけにしとくよ」
「ユキらしい。今度花火しようよ!一緒にしたことなかったよね?」
「そうね。考えてみれば最後にしたのはいつかな」
「うちは中学の時が最後かな。確か、悠斗が和泉家連れてきて一緒にした気がする」
「2人ともあんまりしてないんだね・・・俺、高校の時友達と普通にしたけどな」
「「バンドしてたから」」
「ですよね・・・」
日も大分沈んできて、浴衣に着替える。
「打ち上げ花火は1度だけなので、よろしくお願いします!」
「失敗できないね」
説明を受けて、乾杯するとき合図が出ると言う。
テーブルにつまむものがあって、椅子もある。
先に3人が浴衣で歩いてるとこを撮って、椅子に座る。
合図が出て乾杯して飲む。
食べながら話をすると、打ち上げ花火があがり3人で見上げる。
「また、一緒に見に来ようね」
セリフを言って、飲みながらそのまま打ち上がる花火を見る。
「カット!OKです!最後のセリフよかったですよ。後日声取りもお願いします」
着替えてから、挨拶をして車に乗る。
「お疲れ様でした。CM出来上がるの楽しみですね」
「お酒の売り上げが上がるくらいね」
「百くんが前に三月くんや龍之介くんと運動したいって話してましたよね?Re:vale企画で撮影することになりました。千くんと七桜さんも参加です」
「七桜、スポーツ好きでしょ?僕、マネージャーやるからやりなよ」
「千、動きたくないだけでしょ?」
「まだ話はあります。あけぼのテレビの50周年パーティーに呼ばれています。会長さんや色んな人がいらっしゃいますから、よろしくお願いしますね」
「それって、遥人さんも来るんじゃない?」
「げっ・・・」
「そうね。あの人は来るだろうね。会うの久しぶりだな」
「七桜さんも、遥人さんに失礼のないようにしてください」