• テキストサイズ

未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第54章 パーティー



次の日、おかりんを問いただそうと気合いの入ってる百はおかりんを見つけると、勢いよく捕まえて問いただす。
おかりんは困った顔をしてる。

「別に、アイドルだからという理由ではないです。トップアイドルだからという理由でもありません。実をいうと今大きな仕事の話を頂いているんですが、まだ保留中なんです。スケジュールがまだ決まっていないのと、共演者とのスケジュールもどうなるかわからないからです。なので年内は我慢してください。来年中にしましょう。年末になったらいつにするか相談しましょう。それでいいですか?」

「わかった。今年は無理だなとは思ってたけど、いつならいいのかなって思っちゃったからさ」

「早くさせてあげたいとも思ってるんですけどね・・・すみません」

「大丈夫だよ。ちゃんと理由もわかったから、百だって納得したよね?」

「うん!今年頑張れば、来年は結婚・・・俺もっと頑張るよ!」

「おはよ。騒いでどうしたの?」

「ユキ!おはよー!今おかりんにいつ結婚できるのか聞いてたの」

「それで?いつするの?」

「来年だって」

「今年でもいいと思うけど、ダメなの?」

「なんか、大きい仕事が入るかもしれないって。スケジュール調整がうまくいけば?」

「へぇ。まぁ、来年って言ったなら守ってもらわないとね。僕も覚えておくから」

「千くん、映画決まりましたよ。大和くんと共演です。それで主題歌をRe:valeでと」

「ユキの映画どんなストーリーだろうね。曲も映画に合わせて作らないとだしね」

「近々、顔合わせがあるのでその時、台本ももらえるはずです。今日はこれから3人でCM撮影です」

「車のCMだったよね?」

「俺たちの同じ名前の車って凄いよね!」

おかりんと一緒に現場に向かう。

「普段、運転するのが多いのは誰ですか?」

プロデューサーが参考のため聞いてくる。

「俺とユキは車持ってるからどっちかかな?七桜も運転はするよね」

「百の車借りてね」

「コンセプトはアウトドアをメインに出していこうと思ってます。百くんが運転して、2人を連れて行くってのはどうでしょうか?」

「実際行くってなったら、そうだから問題はないよ。ね?」

「うん」

「でも、七桜ちゃんにも運転してもらいたいかな。女の人でも大きい車運転できるアピールがしたいんだ!」


/ 571ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp