第46章 後輩達との共演
数日後、歌番組でTRIGGERと一緒だった。
カオルちゃんに話してお願いする。お礼はちゃんとするからと。
「龍ちゃん、あの次の日大丈夫だった?」
「いや、結構二日酔いが酷かったです・・・2人に大声出されましたよ」
苦笑いしながら言う。
千がユニットの話をすると、天はイヤそうな顔をする。
「天くんは、嫌?」
「いえ、仕事なら全うしますよ」
「相変わらず、塩対応だね」
「そういえは、天のパパ日本に来てるんだってね?」
それに、楽が反応した。
「おい、九条が来てるのか?いい加減会わせろよ!」
「君は僕の何なの?交際5年過ぎた婚約者か何か?」
「お前がプライベート隠すからだろ!知ってる事ったら、弟の事と、七桜さんのことだけだ」
「楽、そんな無理矢理聞いたら、話そうにも話せなくなるかもよ?天が話してくれるまで待ってあげなよ。天も、意地になってないで。3人でTRIGGERでしょ?楽と、龍ちゃんなら大丈夫だよ」
「七桜さん・・・わかった。いつかちゃんと話すよ。だから、それまで待って」
「それで、他の企画って?」
「今度、TOP会談で話から、楽しみにしてて」
TRIGGERと別れ、別な仕事を終えてから、八乙女事務所に向かう。
受付のロビーでカオルちゃんを待つ。
「あんたたち、ここまで来たらダメだって言ったでしょ!」
「まぁまぁ、固いこと言わないで。それで?どうだった?」
「うまくいってるわよ。Re:valeにはうちの子たちもお世話になってるし、役に立ててよかったわ」
「いい女だな」
百が、ナギのグッズを渡す。抱き枕にめちゃくちゃ喜んでる。そんなに、ナギが好きなのね...
「これ、うちから。ナギグッズほどの物じゃないけど・・・」
「新商品の化粧品じゃない!こっちも十分嬉しいわよ!」
よかったと3人で笑った。
後日、TOP会談が行われた。
ユニット編成や詳細が書いてあるプリントを配る。
「ゼロに手を出すのか・・・大胆不敵ですね」
「別に、ゼロを超えてやろうとか、そういう野心があるわけじゃないんだけどね」
みんなが、いいんじゃないかと賛成してくれる。
百が一本締めで締めようと言う。
「Re:vale、TRIGGER、IDOLiSH7&悠斗、大大大大成功しますように!」
そうしてTOP会談は無事終わった。