第45章 デビュー
千を先に降ろして、おかりんに送ってもらう。
「今日は、どちらに送りますか?」
「へっ?七桜、今日泊まりOKなの?」
「うちは何も言ってないけど・・・」
「自分が勝手に思っただけです。それぞれ帰るのなら、そのままお送りします」
「あぁ、俺の家にして!七桜、いい?」
「うん」
おかりんに、百の家まで送ってもらった。
明日、9時に迎えに来ますと言い残して帰って行った。
「俺の家にしたけど、よかった?」
「別に大丈夫だよ。着替えもあるし」
リビングに連れていかれて、ソファに座る。
「時間、遅いけど・・・これ一緒に食べようと思って」
「ケーキ?」
「この前七桜、テレビで見てたでしょ?これ食べたいって。だから注文したの」
「えぇ、やったぁ!これ本当食べてみたかったんだぁ!百、ありがとう!」
「へへ、その顔が見れたら俺は満足。今、お茶用意するから待ってて」
百はももりん、私には紅茶を用意してくれた。
「うんっ!美味しいぃー!!やっぱり見たまんま美味しいね」
「うん!ウマっ!これは売れるわけだね。店が近かったら買いに行けるのにね」
「買いに行くのには・・・遠すぎでしょ。名古屋だよ?」
「今度ツアーで行くことあればいいね!おかりん今年も忙しいって言ってたけど、ツアーの計画とかしてるのかもよ?」
「それはそれで楽しみだけどね」
「七桜、今年も1年よろしくお願いします。今年もちゃんと大事にするからね」
「こちらこそ、よろしくお願いします。自分のこともちゃんと大事にしてね」
少し、イチャイチャしてからお風呂に入り、一緒に眠った。
俺、欲張りかな...Re:valeも七桜も大事だ。
ユキも七桜もどっちも。2人とも大好きだ。
2人とずっと一緒にいたい...俺はそう神様にお祈りした。
七桜の寝てる顔を見て、胸がギュウっとなる。
「愛してるよ」
そっと、キスをして俺も一緒に眠った。
朝、七桜が朝ご飯の準備をしてくれてて一緒に食べた。
「んぅ~幸せぇ~!やっぱり起きて、七桜がいるっていいね。それだけでも幸せだし、嬉しいし、もぅ好きっ!って叫びたいくらい!」
「それは、やめようね」
「はは、さすがに叫びはしないけど。それくらい思ってるのぉ!」