第44章 TRIGGERとの共演
腕枕をして、また七桜の体を撫でながら話をする。
「いつもはさ、イカせたい、イキたい。舐めたい、挿れたいって欲望のままっていうか、ちゃんと感じてほしいって思いはあるけど、まぁ何回もしちゃうし・・・七桜が欲しくてたまらないんだけど。今日はキスして、触れるだけで気持ちよかった。今までも思ってたけど、ずっと前よりずっと、愛おしく思ったし愛してるって感情が溢れてきた。七桜からもそう感じて、心が満たされて、すぐイッちゃった・・・俺は前よりも心が繋がれたって思ったけど、七桜はどうだった?いつもより興奮はしてたよね?」
「百って、普通に聞いてくるよね、ホント。聞かれて答えるの恥ずかしいんだけど・・・」
「俺は知りたい。俺だけいいと思ってもダメだから・・・七桜が一緒じゃないとできないことなんだよ?できればイヤなことはしたくないし」
「・・・百のこといっぱい感じれた気がする・・・うちも、すぐイッちゃったし・・・百の愛いっぱい感じれて嬉しかった。うちも、百のこと愛してるよ」
「七桜・・・」
「キスって好きな人っていうか、愛おしいなって思うともっと気持いいって思えるんだね」
「七桜、優しくするからもう1回していい?七桜の中に挿りたい・・・激しくしないから、いい?」
「うん。いいよ・・・百・・・」
そう言って深いキスを繰り返した。
スローセックスをしたおかげで、いつもみたいに激しくしなくても、気持ちよくて、ゆっくり、ゆっくり奥はトントンと当たる程度にして突いた。
「七桜、感じてるの可愛い・・・俺も、気持ちいい。七桜・・・愛してる・・・」
そう言って優しくキスをして、優しく奥を突く。
七桜は「んぁぁぁぁっ」と声を上げてイッてしまった。それで中がギュウっと締まって俺に絡みついて、離さないといわんばかりに締め付けてきて、俺もそのまま果てた。
「七桜、愛してる」
何度でも伝いたい。俺の愛おしい、大切で大事な人。
そのまま抱き寄せて、またキスを何度もしてから触れ合う。そのまま、気持ちいい余韻を楽しみ、いつの間にか眠ってしまった。
朝、起きると隣で七桜が寝てる。
それだけですごい幸せで、心が満たされてるのを感じる。
眺めてたら、少し動いた。