第41章 久々の休日
お風呂にも入って、リビングで映画見ながらゆっくりする。
俺は、横から七桜に抱きついてお揃いのアンクレットにニヤけちゃう。
「何?さっきからニヤニヤして」
「お揃いだなぁって見えると嬉しくて」
「そんなに喜んでくれたなら、良かった」
「俺も早くあげたいな・・・」
「くれたじゃん、これ。嬉しかったよ」
「そうじゃなくて、ペアリング・・・」
「まだいいよ。付き合ってから約4年?経つけどさ。こういうのはきっとタイミングだよ」
「タイミングかぁ・・・確かにそういうのもあるのかもね。いいの見つかったらにする」
「そんな感じでいいと思うよ」
「じゃあ、タイミングいいからベット行こ?」
七桜を抱っこして、テレビを消して寝室に向かう。
ベットにゆっくりとおろして、そのまま追い被さり
「今日は朝までしないから、少し激しくしていい?」
耳元で聞くと、首に腕を回してきてキスで答えてくれた。
「七桜、愛してる・・・」
そう言ってから、いつもより激しく抱いた。
おかりんが迎えに来て、俺は昨日作ったカレーを持って、七桜と一緒に車に乗る。
「おはようございます。昨日はゆっくりできましたか?」
「めちゃ楽しくてモモちゃん超ハッピーな1日だったよ!」
「百の変装全然バレなかったから大丈夫。うちもバレてないし。おかりん、無言の圧がすごいんだけど・・・」
「まぁ、気分転換できたならいいでしょう。今日のお昼はカレーみたいですしね」
「匂いでわかっちゃったよね。おかりん、俺が作ったって食べるまで言わないでよ!」
「わかってます」
言う前にわかると思うけどね...
事務所に着いて、冷蔵後にしまってもらう。
「おっはよーん」
「おはよう」
「モモ、七桜おはよう。昨日は楽しめた?」
「うん!楽しかった!ユキは?」
「まぁ、僕もたくさん寝られたし、休めたよ。もっと寝たいけど。七桜は休めた?」
「休めてはないけど、久しぶりにゆっくり過ごせたよ。楽しかったしね。気分転換できたかな」
「ハッピーじゃなかった?」
「そうは言ってないでしょ。うちは百みたいにめちゃくちゃハッピーって言わないもん・・・」
「別に言ってもいいのにさ」
「3人とも、お仕事してください」
おかりんの監視が付き仕事を始める。