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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第41章 久々の休日



ドラマの撮影が無事終わり、只今絶賛放送中。
結構評判がいいみたいで、次のドラマの話しもきてるみたい...だけど、今はまだ保留にしている。それは、曲作りが進んでないからだ...
それと、おかりんが前に言ってた休みがやってくる。
百はどこ行こうかって楽しそうにしてる。
1日休みって最近なかったからなぁ...頑張ってるな自分って思ったりもする。

「Re:valeさん、撮影お願いします」

今日は毎月の雑誌連載の撮影。
この後、新曲の音合わせとかやったら終わりだ。
休みが終わったら、アルバムの曲も作らないといけないし音入れに歌入れ...いつ出来上がるんだろう本当に...
撮影は順調に終わり、新曲の音合わせ。
毎回何を弾けば曲が引き立つか悩むんだよなぁ...
千や征司さんの意見を聞いて決めたりもするけど、今日は順調に終わりそうだな。

「ユキは休みどうするの?」

「寝る」

「プッ、寝るって年寄りじゃん。若者のセリフじゃないよね」

「僕から睡眠奪わないでもらえる?若者でも寝たいんだから」

「誰も奪ってないし・・・」

「モモは?七桜とデートするの?」

「えっ?俺は行きたいけど・・・七桜はドラマ終わったばっかりで忙しかったし休んだ方が・・・」

「せっかく1日休みなのにデートしないのはもったいないよ」

「出掛けてもいいですけど、バレないように目立つ行動はしないでくださいね」

相変わらず必死なおかりん...
百にどうするって聞かれたけど、行くっていっても考えてなかったからどこ行く?ってなるし...
百が行くところ考えるっていうから、その日は出掛けることにした。

「ヤッター!明日はデート、七桜とデートー!」

「フフ、モモご機嫌だね」

そう話していると、おかりんからちゃんと変装してくださいよと言わんばかりの無言の圧力が...おかりん強しだな。
この中で1番目立つのは千だって話になり、髪の毛染める染めないで一悶着ありつつ...
だって、千は今のままの方がいいもんね。

少し早めに仕事が終わり、おかりんに百の家で一緒に降ろしてもらった。

「そうだ!このまま車でドライブでも行こうか?」

「今から?」

「そう!これ車の鍵。俺、ちょっと取ってくる物あるから先乗ってエンジンかけてといてくれない?」

「うん、わかった」


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