第40章 TRIGGERの悩み
TRIGGERがデビューして、IDOLiSH7はまだ名前決まってないけど...まぁ無事7人になったわけだけど...
先の展開が全く読めないな...悠斗が増えることでどう変るかもわかんない。
百と月雲の関わりがないのはいいけど、どこでどうなるかはわからないし、あの人がアイドルを良く思ってないのは変わってないと思うし。
勝手に裏切られたと思って仕掛けてくるか...
嫌がらせとして仕掛けてくるか...
何がことの始まりだっけ...?TRIGGERの拉致?Friends Day?記憶が混乱っていうか、ちょっと消えてる?
覚えてることもたくさんある。Re:valeの事は覚えてるし。
「七桜?七桜、おぉーい!七桜ー」
「えっ?なに?今、呼んだ?」
「どうしたの?今ずっとモモが呼んでたでしょ?」
「ごめん。どうしたの?」
「大丈夫?体調悪い?」
「ちょっと、考え事してただけ」
「頭の中でセリフでも言ってたの?僕もたまにしちゃうけど」
「最近、口調が移ってきちゃってさ。イラッとするととっさに出ちゃう時あるんだよね」
「そう言えば、この前出てたね。聞いたことなかったからビックリしちゃったもん」
「七桜は元々、そういう気性なのかもよ。あの人の娘だからね」
「それは、ないとは言い切れないね。親子だし」
「それ、お父さんの事でしょ?それ言われると言い返せないから悔しい・・・」
楽屋の扉がなった。同じ歌番組の収録で来てたTRIGGERが挨拶しに来た。
「お疲れ様です。初めて一緒に番組収録なので、挨拶に来ました」
「わざわざ、悪いね」
「楽、相変わらず色白だねぇ」
「あんたに言われたくねぇんすけど」
「楽、言い方失礼」
「いいよ、天」
「この間はチャリティーライブありがとうございました。俺達もいい経験ができました」
「龍之介くんは坊ちゃんと違ってしっかりしてるね」
「坊ちゃんって・・・」
「天も若いのにしっかりしよるよ?」
「まぁ、そうね」
「あんた達、TRIGGERいびらないでちょうだい!」
「あ、カオルちゃん!久しぶり。いびってないよ、可愛がってるよー」
「あんたは面白がってるようにしか見えないわよ」
「えぇ?」
「七桜さんって、見かけによらず結構言う人なんすね」