第39章 新しい動き
急いでご飯の準備をして、着替えを用意する。
「あがったよー七桜入ってきな?」
「うん。じゃ行ってくる」
お風呂に入った。はぁ...今日疲れたなぁ。洗い終わって、お湯に浸かる...ふぅ、お風呂は命の洗濯とは言ったもんだ...
あぁ眠いな...てか熱い...出る前に掃除をして出る。
なんか、ふらふらする、とりあえず着替えなきゃ...って思ってると視界が真っ暗になった。
バタンとお風呂の方で音がして、急いで行ってみると、七桜が倒れてる!?
「七桜?どうしたの?わかる?」
「もも・・・フラフラする・・・」
「とりあえずちゃんと服着て、髪乾かしてあげる」
急いでやって、抱きかかえて、ベットに寝かせる。
飲んでと水を渡す。
起きあがりたくても、起きれない...
「起き上がれない・・・」
「しょうがないか」
俺の口に水をいれて、キスして飲ませる。
「もっとちょうだい」
もう1度してあげる。
「ありがと」
「具合悪くない?痛いとこは?」
「たぶん、大丈夫」
「喉渇いたら言って。ここに置いておくから。今日も忙しかったから、ちょっとお風呂でボーッとしちゃった?」
最近、忙しいのもあったし今日のオーディションで疲れたんだなきっと...
すり寄って甘えてくる。はぁいつも可愛いな。
「もも・・・」
「ここにいるから大丈夫」
寝たかな...
「・・・もも・・・どこにもいかないで・・・ずっと一緒・・・」
可愛い寝言...
「俺はどこにもいかないよ。おやすみ」
キスをしてから、俺も抱きしめて眠った。
「百、起きて!もーも」
「・・・んぁ?」
まだ寝ぼけてる。可愛い。
「おはよ。起きて!ご飯できたから、千起こすの手伝って!」
「具合は?」
「のぼせただけたから大丈夫」
「よかった。ユキ起こすんだよね!よし!」
起こしに行ったけど、本当起きないんだよね...
「ユキ!起きてっ!起きないと、また七桜に転がされちゃうよっ!」
「そうか、千くんはそんなに転がされたいわけね・・・」
転がそうとしたとき、ユキが七桜の手を掴んで引っ張る。
「うわぁっ!」
千の上に転んで捕まった。
「そう何度も同じ手くらうと思ってるの?」
「だったら1回で起きてよ!」
「ユ、ユキっ!」