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月の虜

第14章 雑談


どんどん下世話な話になっていくが、もう突っ込む事を諦めた審神者は一期に目で合図して短刀達(一部除く)を下がらせた。
そして、半ばやけになり酔いに任せて付き合う事にしたのだ。

加州「じゃ、髭切膝丸は?」

乱が退場したので、仕切りは加州へバトンタッチ。
完全に夜のお話にすり替わりました。

『…あのさ。
私にそれを言わせて楽しいの?
みんなの方が知ってるんじゃなくて?』

大和守「主の口から聞くのが面白いんじゃない!」

『(面白がってやがる。)
髭切…かぁ。
なんか…優しく意地悪されそう。
膝丸はすごい尽くしてくれそう。
ものすごい、一生懸命に。』

髭切「主はそれが好みなのかな?
今夜、試してみるかい?」

『辞退しまーす。』

加州「ていうか、膝丸の評価の高さよ。」

膝丸「当然だな。」

大和守「なんか、腹立つ。」

その間に審神者、チューハイから日本酒へコンバート。

加州「えー?それなら長谷部も尽くすは尽くすんじゃ?」

『長谷部はもういいって。』

長谷部「(がーん。)」

長谷部、退場。

燭台切「じゃ、伽羅ちゃんは?」

伽羅「俺を巻き込むな。」

『…無口だけど、すごーく丁寧に愛してくれそう。
んで、弱いところは全てお見通し?』

伽羅「/////。」

加州「そういう燭台切は?」

『あー、めっちゃムードとか気にしてくれそう。
でも、行為は野獣?』

燭台切「後半のイメージ…。」

上げて落とす的な?

加州「山姥切ー。」

『…なんか、ウブな感じがする。
なんか、こっちから色々と教えてあげたくなる?』

山姥切「っ!!!」

堀川「お願いしまーすって、兄弟が。」

山姥切「堀川っ!」

大和守「陸奥守ー。」

『腰が強そうだねぇ。』

陸奥守「畑で鍛えちょるき!」

陸奥守、嬉しそう。

籠手切「なら、桑名さんもですよ?」

『土に触れるみたいに愛でられたら、堪らないんじゃない?』

桑名「お望みとあらば。」

松井「豊前は?」

『早そう…腰の動きが。』

豊前「まぁな。」

あ、否定しないんですね。

籠手切「松井さんはどうです?」

『…血を見せてはいけない気がする。』

松井「どういう意味?」

なんか、血を見たら制御不能になりそうじゃないですか?



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