第14章 雑談
鯰尾「ねー、主さん。
異性の好みって、どんなんですか?」
明日が休暇日という夕食後。
広間で寛いでいると、鯰尾が審神者に聞いた。
『そうねぇ…。』
広間に居る全員の神経が一斉に聴覚へと集中する。
そして、審神者と鯰尾の会話に短刀とショタ枠の脇差たちが集まってきました。
乱「わかった!甘えさせてくれる人!」
前田「頼れる方ですね。」
平野「一兄みたいに。」
『一期は弟が多いからねぇ。
でも、そういう人は逆に甘えさせてあげたいかな。』
少し離れて聞き耳を立てている大人刀剣達。
その中の一期から誉桜が散っております。
薬研「良かったな、一兄。」
鶴丸「いや、別に一期を甘えさせたいって事じゃないだろ。」
あ、桜が消えました。
(薬研は大人の方へ混ざってます。)
堀川「はいはーい、じゃあ兼さんは?」
『あぁ見えて、夜は優しそう。
…っていうか、私の好みの話だったよね?
いつの間に刀剣男士談義になった?』
堀川「いいじゃないですか。
ですってよ、兼さん!良かったね!」
和泉守「うるせーよっ!/////」
まんざらでもなさそうな、和泉守。
陸奥守「嫌われとうなくて、強くいけんだけじゃろ。」
和泉守「んだと?このやろー!」
『はーい、喧嘩したら自室幽閉でーす。』
和泉守・陸奥守「「xxxxx。」」
お口チャックのお二方。
仲が良いのか、悪いのか。
乱「えー?じゃあ、三日月さんは?」
『いつも余裕がありそうだけど、実は嫉妬しまくり束縛系…って、だから違うんじゃ?』
三日月「はっはっはっ、試してみるか?」
『遠慮しまーす。』
三日月「おや、つれないなぁ。」
薬研「まぁ、基本俺達は独占欲強いよな。」
長谷部「独占欲などと!俺達は主のものだろうっ!」
燭台切「長谷部くんはどうかな?」
『ん?なんか、いちいち聞いてきて歯痒い思いをしそうな…。』
長谷部「ぐふっ!!」
次郎「わかるー!口づけするにも、身体を重ねるにしても、一回毎に!!」
鶴丸「“主、よろしいですか?”ってな!!」
長谷部「鶴丸、貴様っ!!」
『喧嘩したら?』
長谷部「…はい、申し訳ありません。」
…いや、長谷部は悪くないのでは?
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