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月の虜

第1章 再会ー石切丸ー (裏)


『はぁ…んっ…だい…じょうぶ…んんっ…。』

の反応は痛みによるものではなく、経験したことのない感じへの戸惑いが大きいようだ。
指をゆっくりと抜き差しすると、水音が増していく。
指を二本、三本と増やしてほぐしていく。
の良いところを探しながら。

『んぁっ!!』

ここ、だね。

『石切丸っ…なんだか…あぁ…変なのっ!』

「大丈夫。そのまま、身を委ねて…。」

『あっ…あぁっ…んあぁっ!!』

背を反らせ、一際大きく喘いだ。
だいぶ解したから大丈夫だとは思うが…

いや、私が限界だ。

「。
握っても、引っ掻いてもいい。
どうか、私を受け入れてくれ。」

『…ん。』

まだ、余韻に浸っているの膝裏を持ち、自身をあてがう。

グチッ…

『んんっ!』

ごめん…苦しいよね…
でも…あと…少し。

グプン…

「っはぁ…全部、入ったよ…。」

狭くて熱い…
それだけで達してしまいそうだ。

『はっ…お腹…石切丸ので…いっぱいだ…。』

幸せそうに笑うに、最後の理性が切れた。

『Σんぁぁっ!』

「…。」

『あっ…はぁっ…石切…丸っ…。』

肌のぶつかり合う音と、二人が繋がっている所からの水音。
の言葉にならない声。
目の前では快感に溺れていく愛しい人。
聴覚と視覚、なにより繋がっている感覚。
全てが私を狂わせる。

『んんっ…石切丸…もぅ…あぁっ!』

「いいよ…一緒に…くっ!」

『あぁぁぁっ!!』

さらにキツくなったの最奥へと、欲を吐き出した。

くったりとしたを腕に抱き、一つの布団でまどろむ。

『石切丸…今更だけど、貴方が好きです。』

「私も、好きだ。
これからも…ずっと共に居てくれるかな?」

『はい。』




ーendー
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