第7章 独占欲の満たし方ー三日月宗近ー (裏)
何度かの最奥へと欲を放つと、俺の神気がの身体に溶け込み。
瞳が俺と同じ色となり、三日月が浮かんだ。
「あぁ…ようやく馴染んだな。」
『?』
「俺色に染まった、と言う事だ。」
と、瞳を指差しながら言うと理解したはふわりと微笑んだ。
『…これ、消えるの?』
「そうさな…俺の神気がだんだんと消えるから、それに伴い薄くなっていくなぁ。」
『そうなんだ…。』
と、少し残念そうにする。
本当に、かわいい奴だ。
「なに、薄くなる隙など与えぬぞ?
これから、毎晩こうして…愛させてくれ。」
『/////お手柔らかに、お願いします。』
嫌ではないと言うことか。
「もっと確実な方法もあるが?」
『…それは、宗近の隣に立って恥ずかしくない自信がついてからにしてください。』
「そうか。」
ならば、そう遠くはないな。
を抱きしめ、そうなる日を思い眠りについた。
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