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月の虜

第6章 想い合えたならー膝丸ー (裏)


『いやっ…達するなら、膝丸ので…。』

膝丸「…っ、だから煽るな。」

『あっ。』

身体を持ち上げられ、ベッドへとうつ伏せに寝かされた。

膝丸「いくぞ。」

ぐっと腰を持ち上げられ、後ろから一気に貫かれる。

『ーーーーっ!!』

声も出ないほどの快感が、背筋を伝い脳まで駆け抜ける。
全身がビクビクと震え、あっけなく達してしまった。

膝丸「っそんなに…締めないでくれ。」

『あっ…無理…、ずっと…欲しかったの…。』

膝丸「…。」

『好き…膝丸が…好き。』

膝丸「っ!」

『んあっ!!』

膝丸が激しく動く。
背中から胸を揉まれ、口づけられて、奥まで届き…

膝丸「ずっと…こうしたかったぞ、。
中で…果てても…いいか?」

『んっ…中に…お願いっ!』

膝丸「あぁ……イクぞ…。」

『はぁ…あっ…あぁぁっ!!膝丸ぅっ!!』

膝丸「くっ……っ!!」

私がまた達すると同時に、膝丸の熱いモノが最奥に放たれた。

膝丸「…愛している。」

『んっ…。』

私も、と返したかったけど…
あまりの快感に、意識が飛んでしまった。






膝丸「…そろそろ、起きようか。」

『ん…ごめん…。』

膝丸「いや。間も無く夕餉の時間だからな。」

うわ。
もう、そんな時間なのか。
…でも、せっかく膝丸と通じ合えたのだからもう少しこうしていたいな。

そんな気持ちから、膝丸の胸に擦り寄る。

膝丸「…続きは夕餉の後に、な。
まだまだ、足りない。」

ズクン…とまた、奥が疼く。

膝丸「いいだろうか?」

そんな熱い瞳で見ないで…
夜まで待てなくなりそう。

膝丸「あと。」

『なぁに?』

膝丸「すぐにこんのすけに報告を。
俺と想い合っているから、見合い込みの会合には参加せぬと。」

『はぁい、夕餉の後にするね。』

膝丸「いや、今すぐにしてくれないか?
俺は嫉妬深いから、安心させてくれ。」

…意外な一面。
ていうか、膝丸こそ私をこれ以上夢中にさせないで。
離れられなくなる。

膝丸「離すつもりもないがな。」

やっぱり、読まれてる。





ーendー
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