第2章 瞳の月ー三日月宗近ー (裏)
加州「ねー、主。」
『なぁに?』
執務室で仕事中、ふらりとやってきた清光がソファーで寛ぎながら聞いてきた。
加州「主はさぁ、おじいちゃんのどこがいいわけー?」
ぐしゃ。
書いていた書類を握りしめてしまった。
『…えっと?』
加州「やっぱり、顔?
だったら、俺だって負けてないと思うんだよねぇ。」
『あの…清光?』
加州「それとも、身体の相性?
だったら、初期刀に選んだ俺だって合うと思うし。
若いし、主が満足するまでイケるよ?」
『清光?もしもし?』
一人で語り始めた清光に、突っ込む隙がない。
加州「ねぇ、主。」
近づいてきて、椅子をくるりと回して清光の方に向かされた。
加州「…試してみない?」
…私と宗近は、恋仲ということになっている。
いや、なっているというか、恋人だ。
この本丸のみんなは周知の事。
清光は何を言ってる?
『…試さない。
いくら清光でも、悪ふざけが過ぎるよ。』
三日月「そうだぞ、加州。
じじいならではの、てくにっくというのがある。
…見てみるか?」
『いや、私が嫌だから。』
いつの間にか来ていた宗近が、清光の頭を鷲掴みしてる。
加州「いだだだだっ!冗談だって、三日月!」
三日月「冗談には見えなかったが?」
加州「もげるっ!頭がもげるって!!」
大和守「清光ー!また、内番さぼって…って、どうしたの?」
三日月「大和守、加州をちゃんと見張っていてくれ。
主にちょっかいを出しに来たぞ?」
大和守「Σちょっと、何やってんの!
ごめんね?主。三日月さんも。
ほら、行くよ!清光っ!!」
加州「痛いって!引っ張らないでよっ!!」
あー、あー。
大丈夫かねぇ。
…で、だ。
『私は何故に、押し倒されているのでしょうか?宗近さん。』
三日月「…。」
えー?無視ですか?
ていうか、スルスルと服を脱がされているのですが。
『宗近、まだ仕事が…んっ…。』
文句を言おうとしたら、宗近の唇で塞がれた。
いきなりの深い口づけ。
そして、性急な行為。
いきなり胸を強く揉まれ、秘部に直接触れてきた。
『んんっ!…んっ…ん…宗近…んぁ…。』
口づけを止める事なく、勝手知ったる私の弱いところを遠慮なしに攻めてくる。
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