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極楽浄土【鬼滅の刃】
第1章 神宮祭りの舞姫
感情の無い俺が
一目惚れって可笑しいよね?
でもさ、
年の瀬の神宮の祭りで
一心不乱に舞う君は
極楽浄土に連れていかれるような
この世の人間が舞うものと思えない優美な姿だった。
儚く妖艶に精霊のごとく舞う君に
声をかけたいと思った。
罪な俺を許してくれよ。
人の頃も鬼になってからも
動いたことの無い心を動かした唯一の女(ヒト)
____君の美しさを俺は食べたい__________。
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