第24章 解禁※
「ひゃぁぁ……っ!気持ちいいよぉ……ん、ああ、」
「………っ、はっ、はぁ、……」
「義勇、義勇、……おかしくなる、なんかっ、くるっ!駄目ぇ……っ」
「大丈夫だ、気持ち良くなれ」
「ひぁっ…、はぁん、気持ちいい……っ」
「逝け」
「っ、……あんっ!やあぁーーっっ!!」
義勇が奥をグッと突いたとき、琴音は義勇を抱きしめながら、身体を大きく震わせた。
ビクンビクンと震える体と義勇を強く締め付ける膣壁。
目からは涙がこぼれ落ちた。
義勇は一度動きを止めて、琴音からの締め付けを耐える。
「はぁっ、ふっ、はぁはぁ、……ぁっ」
まだ絶頂の余韻が収まらない琴音は義勇を抱きしめたまま震えている。
溢れる涙を義勇が唇ですくい取った。
「はぁ…はぁ……、もう中だけで逝けるんだな」
「んっ、……わかんな、い……あんっ」
「凄いぞ」
琴音の様子を見ながら律動を再開させる義勇。果てた為か、琴音の中は潤いが更に増して、ぐちゅぐちゅになっている。
「ひんっ、ちょっと、待ってぇ……、あああ」
「すまない、待てない」
「義勇…っ、はぁっ、あん、やぁっ……」
琴音は快感で自我がなくなっているのか、涙を流しながら義勇にしがみつく。下腹部がまた震える。
「ひぁぁ、はぁっ、はぁっ、うっ、やぁぁん」
「……っ、……ぅ…、………はぁ…はぁ」
二人は息を荒くして情を交わす。
脳内を駆け巡る快感と、触れ合う肌から感じる互いの熱。そしてなにより、相手へのどうしようもない程の愛おしさ。繋がって一つになっていることに、ひたすら喜びを感じた。
「ひゃぁっ!んああっ!」
「……っ、くっ」
琴音が何度目かの絶頂を迎え、義勇も危うく出してしまいそうになる。
義勇は琴音から身体を離して、上体を起こした。彼女の膝裏に手を入れて足を大きく広げさせ、上から速く深く打ち付けた。
「あああっ!…っ、はぁっ、んっ!やぁ…っ」
「………ぅ、………ぁっ、…くっ……」
義勇の動きが加速していく。また琴音が声を上げてビクンと体をはねさせた。