第20章 愛の囁き※
義勇は、琴音の秘所へと手をのばす。
割れ目にそっと指を這わせるとクチュッと卑猥な音がした。琴音は口元に手を当てながら顔を真っ赤にした。
「濡れてる」
「やぁ……んっ、」
義勇は入口付近でチュクチュクと指を動かした。思わず身を固くする琴音。義勇は指を動かしながら優しく口付けをした。
「力を抜け」
「う…ん」
「大丈夫だ。任せろ」
義勇は身体を下へと移動させ、琴音の足の間に顔を埋めた。
「え……、や、そんなとこっ」
琴音は慌てるが、義勇は彼女のふとももをガシッと抱え込んで入り口の上部にある蕾に舌を這わせた。
「きゃっ!!……ひゃぁ、んんっ!!」
蕾の上を義勇の舌がチロチロと這い回る。琴音の体に電撃のような刺激が走り抜けた。両手で口元を覆い快感に震える。
義勇は蕾にかかる皮を舌先で捲り、赤く膨らんだそこをチュクッと音を立てて舐めた。蜜壷から愛液が溢れてくる。
「義勇さ……、ああっ、やっ、……んっ!」
ピチャピチャと義勇が舐める音が響く。琴音は慣れない刺激に頭がおかしくなりそうになっていた。
義勇は陰核への刺激を止めないままに、右手の人差し指を秘所の中へとゆっくり進めた。やはりその圧迫感に琴音は顔をしかめたが、陰核からの強い快感がその違和感を上回った。
義勇は中で指を動かしていく。
出し入れをしたり、くるくると指を回してみたり、様子を見ながら探る。指を上方向にきゅっと曲げた時、「ひゃん!」と琴音が声を上げた。
え、と思って同じように何度かそこを突いてみる。
するとやはりビクンと反応を示し、義勇の指が締め付けられた。
……ここがいいのか?
義勇は指を二本にして中で動かしながらまたそこを突く。締まる琴音の膣。義勇は確信した。
……ここだ
にやりと笑う義勇。
「あんっ、義勇さんっ、そこ…、なんか……変なの……や、あっ…、ひゃぁぁ……」
中と外、同時に弱いところを攻められて、強すぎる快感に動揺する琴音。涙を浮かべながら助けを求めるかのように義勇を見る。彼女のその乱れる姿はとても色っぽかった。