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言の葉の裏【鬼滅の刃】冨岡義勇

第1章 同期


藤の花の家紋の家に運び込まれる一人の少女。
板の上で意識なく眠っているのは、血だらけの子どもだ。
  
「医者をお願いします!」

やたらと艶やかな短髪の若い隊士が家の者に呼びかける。普段は静かな家の中が、走り回る人々の姿で突如として慌ただしくなった。



この日は藤襲山で行われていた鬼殺隊最終選別の最終日だった。

この年、最終選別を突破して生き残ったのはこの少女ただ一人だった――――


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