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妖刀使いの臆病呪術師【呪術廻戦】

第35章 断章 波乱万丈!成人の日










後日、都内某所の居酒屋にて、


「田代〜、あの後渡辺さんとはどうだったんだよ?」

「ダメだった……というか無理だった」

「え、あんなにアプローチしてたのに?彼氏持ちだった?」

「うん、彼氏もいたんだけどさ……それ以上に……怖かった」

「渡辺さんの彼氏が?」

「渡辺さん本人が!」

「えー?何だよそれ」

「信じてねーな!?」


鼻で笑う友人に酔った彼女に投げ飛ばされ、刃物で切りつけられそうになったことを話す。

なずな達が去り、ホテルに1人残された後もしばらく呆然として立てない状態だったが、彼女に投げ飛ばされた時にぶつけた背中、掴まれた右腕の痛みに夢であってほしいというささやかな願いは打ち砕かれたのだ。


しかし、


「……田代、オマエ相当酔っ払ってたな」

「だから本当なんだって!!」


結局最後まで酔っ払いの戯言だと信じてもらえなかった。








―了―


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