第2章 帯電 【上鳴電気】
おまけ
〜数年後〜
俺は今、プロヒーロー“チャージズマ”として活動している。
梨子とは続いてるかって?
もちろん!
今でもラブラブ!
俺が所属してるヒーロー事務所で事務をしている。
電気「梨子〜充電〜」
そう言って俺は事務仕事中の梨子に後ろから抱き着いた。
「はいはい、ちょっと待ってね」
そう言って梨子は立ち上がって正面から抱き締めてくれる。
これはもうこの事務所の恒例となってるから誰も何も言わない。
梨子からバチバチ電気をもらって、俺も元気復活!
電気「ありがと!また行ってくる!」
「頑張ってね」
ニコって笑ってくれる笑顔が可愛すぎてキスしようとしたら、「人前はダメ!」ってまた口にテープを貼られた。
恥ずかしがり屋だな〜全く。
家に帰ったら覚悟しとけよ!
貼られたテープを梨子の口に貼り直して、俺はまた任務に向かった。
間接キスで真っ赤になってる梨子を見て、周りのみんなが「またやってるよ…」と呆れていたとかいないとか。
‐終わり‐